2012年05月14日

Breakfast In Bed

昨日は、ニュージーランドでも「母の日」

12歳の娘が、一昨日、朝食のリクエストを尋ねてきた。

こちらでは、特別な日に、

breakfast in bed (ブレックファースト・イン・ベッド)

と言って、特別な人のために、ベットのところまで朝ごはんを持っていき、そのまま優雅にベットで食べてもらうというのが、

「あなたを大切におもっていますよ」

というメッセージになるらしい。

うちでは、「父の日」とか「母の日」とか誕生日には、子供達がこれをしてくれる。

しかし、こういう日に限って、朝はやく目が覚めたりする。

(早く起きだして、洗濯したいなぁ〜)

とは思うものの、breakfast in bedのお約束があるのでそれも出来ず、娘が起き出し、キッチンでコトコトやっているのを聞きながら、ベッドサイドのミニたんすの上を片付けて、トレイが置けるスペースを作る。

「ハッピー・マザーズ・デイ!」

と言いながら、娘が朝食を持って入ってきた。↓

mother's day 010.JPG

親になってよかったと思える瞬間

私より上手に卵を焼いているな〜

結局、ベットでひとりで食べてもつまんない(夫はさっさと起き出して、キッチンで自分の朝食を作っている)から、下に降りて一緒に食べた。

夕食も娘が作ってくれた。

インターネットで検索したレシピで、ミートボールとバスタにチーズソーズがかかっている。
デザートは、ココット皿に入ったチョコレートケーキ。真ん中にスプーンを刺すとトロトロのチョコレートがマグマのように湧きだしてくるという、ちょっと凝ったデザート。↓

mother's day 013.JPG

(実は、写真を撮ろうとしたら、カメラがみつからなくて、撮影前に娘と論争)

プレゼントも用意されており、息子はリクエストした通りにエプロン、娘はシリコンの鍋敷きをくれた。

夫が手渡してくれた包みを触りながら、

「柔らかいけど、ブランケット?」

と尋ねると、目を丸くして、

「本当にわからないの? 『X』から始まるものだよ。」
(Xから始まる単語は少なくてすぐには思いつかないから、わざとこう言っている)

開けてみてびっくり!

私が3週間ほど前に、セールで買ったローズ色のガウン。
(数年前にオーラをみるという占い師から、寝室で赤とかオレンジとかのおひさま系の色を使うと健康によいと言われたからこの色にしてみた。上のデザート写真の横にちょっと映っている。)

そういえば、買った後でもうすぐ母の日だと気づき、夫に、

「今日、自分でマザーズデイのプレゼント買っちゃったから。他には買わなくていいからね〜」

と報告したのだ。

そうしたら、そのガウンを取り上げられ隠されてしまった。

「寒くなったから、今晩からすぐ使いたいのに・・・」

と言うと、

「今から使うと、母の日に渡すプレゼントがないからダメ。それまで待って。」

と返してくれない。

(あ〜あ、こんな晩に、あのガウンがあったらな〜)

と思うことが2回ほどあったが、すっかり忘れていた。

「物忘れがひどくなってきた」と同年代の友人同士で愚痴っていたが、こんなメリットもあったか!

新たにプレゼントされた気分だし、その上、自分の好みに合っている。
(自分が選んだのだから当たり前か・・・)



posted by Hirorin at 20:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月06日

移民で仕事を探している人たちへのアドバイス

先週の地方紙に面白い記事が載っていた。

ニュージーランドには外国から移って来る移民が多い。たまに、

(ごめん、その国、どこにあるか知らない。)

と思うことがあるくらい、いろんな国からの移民がいるのだが、彼らが「就職活動をする際に気をつけるべきこと」という内容のフォーラムが少し前に開催されていたらしく、その内容を紹介していた。

まず、

「ニュージーランドは、他の英語圏の国とは違う。」

どこが違うかというと、フォーマルではなくインフォーマルな文化であること。

例えば、履歴書に添える手紙の書き出しは、他の英語圏の国なら

To Mr. Smith (スミス様)

となるところだが、ニュージーだと姓でなく名で、しかも

Dear John (親愛なるジョンへ)

でOKなのだそうだ。

続いて、例えば、空港でニュージーの総理大臣であるJohn Keyに会ったときなど、キーウイ(ニュージーランド人)は、

「Hi John.」

と声をかけると言うのである。

(ほんまかいな? 初めて会った総理大臣に 「やあ、ジョン」なんて、本当に言うかねぇ〜?)

と疑問を感じ、キーウイの夫に尋ねてみたら、

「うん、そういう挨拶をする人もいるかもしれない」

と答えるではないか。

(ほえ〜!!)

その記事の最後には、

例えば、日本や○○(国名忘れた)では、給湯室でたまたま会った上司に、その場で仕事の相談などするのはありえない。でも、ニュージーでは、それも有り有りなのだ。

ということが書かれており、最後には、

だから、移民はニュージーの文化をよく理解して、就職活動もそれに即して行なわないと、なかなか仕事が得られない。

と結んであった。

確かに、私も初めてオーストラリアの小学校で働き始めた時には、校長に向かって、

「David」(デイビット)

と呼び捨てにするのは、なんだか気が引けたものだが、周りの先生方も父兄も皆そう呼ぶのだから仕方がない。そのうち、慣れた。

でも、総理大臣に向かって

「Hi John.」


と言える勇気はないなぁ〜





posted by Hirorin at 17:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月30日

息子の口癖

9歳の息子の最近の口癖は

「Seriously?」

日本語に翻訳すると、まさに

「マジぃ〜?」

とか

「マジかよぉ〜」

となりそうな口調で言う。

例えば、帰宅する車の中で

「帰ったらアイス食べていい?」

と尋ねられ、

「あ、ない。今日、買おうと思ってたけど、忘れた。」

と私が答えた時とか

「明日、日本語のレッスンがあるから、宿題しておいてね。」

と伝えた時とか。

たいして、マジかどうか聞く必要もないが、とりあえずそう言うことによって、自分の落胆や、「やりたくねぇ〜」という気持ちを示すために使っているようだ。

かわいい坊やもこうやって、ちょっとずつ、「つっぱって」くるんだねぇ〜。




posted by Hirorin at 18:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 言語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月28日

大根なますで、文化比較

昔「マイブーム」という言葉が流行ったが、今も使っている人がいるだろうか?

最近の「マイブーム」はこれ↓

001.JPG

(灰色の点々は、昆布塩のせい)

なぜか、あまり実家で大根なますを食べた記憶がない。
出されても、あまり食べていなかったのかもしれない・・・

ジャパニーズ・ホーム・クッキングを教えることになり、付け合せの一つにどうかと思って「大根なます」で検索したら、たくさんのレシピが出てきた。

そのレシピで作った人のコメントを載せる欄に「これにはまってます」というのがあって、

(ナタデココとか、抹茶プリンならまだ分かるけど、「大根なます」にはまる??)

と小馬鹿にしていたら、とんでもない。

私が大根なますに、はまってしまいました!

大根なますがこんなに美味しいものだとは、40数年間知らなかった。
今、週に2回のペースで作っている。

私だけではなく、知り合いの日本人の方がた(女性2人、男性1人)も、

「これ、歯ごたえがあっておいしい!」

と、もりもり食べてくれた。

キーウイ達には、いまいち人気がないようだが、まあ、それは味覚の問題だろうから仕方がない。

日本人の夫を持ち、日本にも住んでいたキーウイの友人に、

「なますは、キーウイにはダメかねぇ〜」

と尋ねると、

「私の両親の世代だと、オニオン・ピクルスを食べて育った人達だから、たぶん、この酸味も大丈夫だけど、若い世代だと、あんまりかも・・・」

という返事が返ってきた。

そういえば、日本の最近の若者も酢の物はあまり好まないとか・・・

でも、これなら、きっと気にいると思うんだけどな。

はじめは、ネットで検索したレシピを試したのだが、自己流にアレンジした。
といってもアレンジする箇所はたいしてないんだけど・・

大根なますというくらいだから、大根は省けないけど、レモンが大事!
「レモンはオプションで!」というレシピもあったが、私的にはレモンは、マストアイテム! 
入れたほうが10倍美味しくなる。ゆずとかでも美味しいんだろうな〜。

では、どうぞ、お試しあれ。
(こちらでは今、秋大根が出回っているけど、日本では春大根で)

<大根なます>

大根 半分
人参 1本
レモンの皮 1個の半分
黒砂糖 大さじ3
米酢  大さじ3
レモン汁 小さじ1
塩 小さじ2

1. 大根、人参、レモンの皮は短冊にして細く切る。
2. 大根と人参と塩をナイロン袋にいれ、手でよく揉む。
30分室温で置いて、出た水分を捨てる。
3. ボールに米酢、砂糖、レモン汁を混ぜて、そこに水分を絞った大根、人参、そして、レモンの皮をいれ、よく混ぜ合わせる。
4.  そのまま食べてもいいし、冷蔵庫で数時間置いてからだと酸味がよくきいてくる。



posted by Hirorin at 14:07| Comment(2) | TrackBack(0) | 料理レシピ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月18日

あおいみかんと秋の空

ニュージーランドは秋。抜けるような青空の日が続いており、庭には、あおいみかん(日本種)が鈴なりになっている。↓

005.JPG

(外観はオレンジ色だが、もぐと、まだ緑の部分が多い)

この緑がかったみかんを見ると子供の頃の秋の運動会を思い出す。
運動会を観に来た父兄の膝や敷物の上に、あおいみかんを見つける。
まだすっぱさの方が強い、市場に出始めたばかりのあおいみかん。

(『緑いみかん』と書いて、『あおいみかん』と読んで欲しいがそういうわけにもいかんだろう。仕方ないのでひらがな・・・)

秋空と運動会を思い出しながら、庭のみかんをもいで食後に出すと、夫が、

「どうしてまだあおいのに、もいじゃうんだよ〜? 神様がみかんをみかんの色に作っているんだから、その色にならないうちは食べ頃じゃないってことなんだよ。」

とのたまう。

あ、全く同じフレーズ、去年も聞いた。

「でも、日本では、このあおいみかんも秋のはじめには出回るよ。もう食べてもいい時期ってことなんだよ!」

と反論。

「でも、ニュージーではあおいみかんは食べないよ。店にも出てないし、だいたい苦味がまだ残ってるじゃないか〜」

と夫も引かない。

「その酸っぱさがまたいいんじゃない、秋の味なんだよ」

と私。

「そんなに言うなら、みかんの木のまわりに有刺鉄線でも張るしかないな」

と夫が言うと、それを聞いていた9歳の息子がニヤニヤしながら

「触ったら、電機が走るヤツとか?」

と口添え。

「もう! そんなこと言ってないで、このあおいみかんで秋を感じようよ、秋を!」

と言いたいが、そんなバックグラウンドのない人たちに あおいみかん=秋の運動会
の図が描けるわけもない。

仕方ないので、ひとりで思い出にひたりながら、あおいみかんを口にする。

あ、やっぱ、酸っぱ。

posted by Hirorin at 15:08| Comment(3) | TrackBack(0) | 文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月13日

ギークな大統領とは?

昨日ニュースを観ていたら、女性アナウンサーが

「Greek President・・・」(ギリシャの大統領が・・・)

と言うべきところを うっかり

「Geek President」

と言ってしまった後で慌てて言い直した。

私と娘は思わずぷっと噴き出した。

なぜなら、「geek」というのは英語で「オタク」とか「変人」を意味するから。

この女性アナウンサーも、後から思い出して噴き出したにちがいない。


人気ブログランキングに参加中です。ワンクリックお願いします♪↓
人気blogランキングへ
posted by Hirorin at 10:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 言語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月08日

「Cold」と「さむ〜」の関連性は?

嵐のように忙しかった1学期(10週間)がやっと終わり、学校は2週間の秋休み。会社勤めの人も、今は、イースターホリデイの真っ最中。この長期休暇は、日本のゴールデンウイークのような感覚か。
『グッド・フライデイ』と呼ばれる金曜日から始まり、土曜日を経て、『イースター・サンデー』『イースター・マンデー』と4日間続く。
キリスト教信者にとっては、『復活祭』という大切な行事のひとつだ。

さて、このイースター前には、たくさんの店で卵形やうさぎ形のチョコレートが販売される。
『復活』だから『生まれる』という意味で『卵』、『うさぎ』は繁殖力の強さの象徴だったように記憶しているが・・・
この卵形をしたチョコレートは『イースター・エッグ』と呼ばれ、うずらサイズのものから鶏卵サイズ、巨大サイズなどいろいろある。

イースター・サンデーには、子供たちは『イースター・エッグ・ハント』をする。
これは、宝探しの要領で、大人が隠したイースターエッグ・チョコを子供が探すというゲーム。

うちも子供たちが小さいときは大人が隠していたが、もう12才と9才になったので、今年は子供同士でチョコを隠して探すことにした。

キッチンにいたら、夫の声も混じって、
「ホット、ホット」
とか
「コールド!」
とか聞こえてくる。

(そっか、ニュージーの人たちは、宝探しやかくれんぼをするとき、「ホット」とか「コールド」と言うんだったな。)

と思い出す。

探している人が、宝(この場合は、チョコ)や隠れている人に近づいたら「ホット」(暑い)で、遠ざかったら「コールド」(寒い)と周りの人が声をかけ、探している対象が近いか遠いかを知らせるというわけ。

娘などは、これに加えて、
「Boiling hot!」
(沸騰!!)
とか、息子は、
「Warm!」
(温かい)
などとも言っている。

そういえば日本語では、ウケねらいの発言をしてすべったときに
「さむ〜」
と使っていたこと(今もそう?)を思い出す。

(これも話の対象から離れたという意味で前述の「コールド」に繋がるものがあるかも)

と考えると、言葉って面白い。


人気ブログランキングに参加中です。ワンクリックお願いします♪↓
人気blogランキングへ
posted by Hirorin at 10:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 言語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月13日

同じ呼び名でも・・・

職場に『ジャッキー』と呼ばれている先生が二人いる。

オーストラリアでホームステイしていた家族の次女も『ジャッキー』と呼ばれていて、ある時『ジャクレイン』と書かれていたのを見て、(これは誰のことだろう?)と思っていたら、それが、ジャッキーの本名だった。
私の中では、『ジャッキー』だと元気なイメージだが、『ジャクレイン』だとなんだかしっとりした響きがあって、同じ人物とは思えなかった。

そういうことがあったので、この二人の先生もきっと本名は『ジャクレイン』なんだろうとは思っていたが、実は、それ以外に見落としている点があった。

学校の連絡事項は、イーメールを使うことが多いのだが、私は、どちらにもDear Jacque(ジャッキーへ)ではじめていた。
ところが、どうも、校長の方のジャッキーのスペルは『Jackie』のようだと今学期が始まって5週間が経って、気づいた。何通か彼女とメールのやりとりをしたのに・・・
忙しい身の彼女は、メールの最後に自分の名前を書かないで、『J』と書くことが多かったので、これまで気づかなかったのだ。全体の職員に宛てたメールを見てていて間違いに気づいた。
あちゃ〜!

ふと、

(同じ発音なのに違うスペルなんて、漢字みたいだな)

と思う。

そして、漢字といえば、こんな間違いもした。

もう9年ほど前になるが、ゆうこちゃんという女性がうちにホームステイしていた。帰国してからも、やりとりしているのだが、先日、「結婚しました」という報告が入った。

「なにか贈りたいから新住所を教えて」

とメールすると、優しくて控えめなゆうこちゃんらしく、

「お気持ちだけでうれしいです」

と返事がきた。

「いやいや、そう言わずに。たいしたものは出来ないから教えて」

とまたメールすると、彼女の新住所と名前が送られてきた。

「え??」

「なんだ、この『郁子』って? 旦那さんのお母さんの名前宛に出せってことなの?」

などど、真剣に考えたあと、やっと気づいた。

私は、優しい子だから『優子』ちゃんと思い込んでいたけど、彼女の漢字は「郁子」だったのだと。
郁子ちゃんは、いつもメールの最後はひらがなで「ゆうこ」と書いてあったので、最初は、この「優子」でいいのかなと思っていたけれど、修正もないのでこれなのだと思い込んでいたのだ。

いやはや、『Jackie』にも『郁子ちゃん』にも、申し訳ないことをした。



人気ブログランキングに参加中です。ワンクリックお願いします♪↓
人気blogランキングへ


posted by Hirorin at 17:26| Comment(1) | TrackBack(0) | 言語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月06日

漢字は重要

去年は小学生を教えていた私立の学校で、今年は高校生を教えている。
指導するカリキュラムでは、高校1年までに漢字100語、高校3年までには300語をマスターすることになっている。
高校1年生は、ふたりとも韓国人なのだが、どちらも賢くて、もうかなり漢字も書ける。
ハングルを一文字も書けない私と比べると大したものだ。

それでも、漢字の習得は難しいらしく

「ひらがなとカタカナがあるのに、どうして漢字を書く必要があるの?」

と尋ねてきた。
これは、日本の小学生も感じていることだろう。

「なるほど、気持ちはよくわかる。確かに、ひらがなとカタカナで用は足りるんだけど、ひらがなとカタカナだけで書かれたものを読むんだと、全部読まないと意味が分からないから内容を理解するのにすごく時間がかかるんだよ。漢字だと、ぱっと見ただけで意味が分かるからね。」

と説明する。

ニュージーランドでは、新型タイプの携帯だとeメールが出来るけど、インターネットに繋がってないものは、テキストといって英語でメッセージをタイプしたものを送る。

まだ英語があまり得意でない日本の人たちは、文章を全部ローマ字で打ったものを送ってくるのだが、これを理解するのに、結構、時間がかかる。

例えば、wakarimashita
英語だとokで、見ただけですぐ分かる。
ま、丁寧度は伝わらないけど。

だから、ある程度、英語が出来る人同士だと、英語でテキストをする。それの方が、断然、理解が早いし、打つのも簡単なのだ。

理解=OK みたいな?



人気ブログランキングに参加中です。ワンクリックお願いします♪↓
人気blogランキングへ


posted by Hirorin at 05:35| Comment(1) | TrackBack(0) | 言語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月03日

言い間違いのわけ

市民講座で大人に日本語を教えている。
そのクラスに「ジェシカ」という中国人の生徒さんがいる。
彼女は先学期もクラスに来ていたので、もう7回以上会っているというのに、先日、彼女の名前を呼ぶとき、間違えてしまった。

他の生徒達も

「え〜! 今さら、名前、間違えるなんて〜! 先生、大丈夫?」

みたいな雰囲気になって、ジェシカさんに大変失礼なことをしたと恥じたのだが、

(なんで、急に、ジェシカのことをレベッカって呼んじゃったんだろう?)

と考えてみると、20前にオーストラリアで小学生を教えている時に、ジェシカとレベッカという双子がいたことを思い出した。

どちらかの名前を呼ぼうとするときはいつも

(え〜と、こっちは、ジェシカだっけ、レベッカだっけ?)

と考えたものだ。
ふたりは、そっくりで、パサパサの金髪に白い肌、顔はそばかすだらけで、前歯はすきっ歯。
ニッと笑うとなんとも愛嬌があった。

そう、その20年前の記憶が、どうしたものか、日本語の授業中に、ふっと浮かんできたようなのだ。無意識のうちに、ジェシカさんをレベッカと呼んでいた。

日本語の勉強を始めてちょっと経った人たちでも、

「日本語で何て言うんだっけと考えていると、先に、昔ならったフランス語が浮かんでくる」

と言うのを聞いたことがあるが、それに近いことが起こったのだろう。

来週、ジェシカさんに事情(いい訳?)を話して、笑い話にしてもらおう・・・
posted by Hirorin at 06:38| Comment(2) | TrackBack(0) | 言語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
検索ボックス