英語でも、kindergarten(幼稚園)はドイツ語からだし、招待状の最後に加えるR.S.V.P.は Retournez S’il Vous Plait(返事)というフランス語らしい。
ニュージーランドには、上記の外来語などに加えてマオリ語も日常会話にちょくちょく入り込んでおり、地名や植物名もマオリ語が多い。
ところで、意外な(?)ところで日本語が採用されていた。
ちょっと前に、アメリカ版マスターシェフという料理勝ち抜き番組を観ていたときのこと。
「この料理はどうやって作ったの?」
という審査員の質問に
「△△とPANKOでコーティングして揚げました。」
とアメリカ人の参加者が答えていた。
現地雑誌のレシピでもPANKOはときどき見かける。
ニュージーでも日本のパン粉に似たものはあり、bread crumb(直訳はまさに「パンの粉」)と呼ばれているが、日本のパン粉よりもかなりキメが細かい。コロッケにつかったりすると全体によくまぶされてパリパリして舌ざわりはいい(義母のオランダコロッケはこれをつかう)のだが、日本のパン粉のようなサクサク感が出ない。このサクサク感を出すためには、やはり日本のパン粉、またはパンをフードプロセッサーにかけてこれに似たものを作る必要がある。
昔、日本食材店で働いていたとき、現地の有名レストランから「PANKO」の注文があったことを思い出す。
また、ニュージーランド版マスターシェフの審査員のひとり(オークランドにある有名レストランのオーナー兼シェフ)が出ている他の番組では、
○○のWASABIマヨネーズあえ
というのが紹介されていた。
西洋にもグリーンマスタードと呼ばれるものがあるが、わさびとはまた違うらしく、最近は区別されているようだ。
SUSHIや SASHIMIは言うまでもなく、ニュージーではTERIYAKIという言葉は知らない人がいないのではと思うくらい定着している。
10年くらい前までは、日本食は高級でセレブのみ手が届くものというイメージがあったらしいが、今では、現地の食材をつかったsushi(巻き寿司)や丼物など庶民の食べ物としても人気があり、日本語の定着にも貢献している。
英語に日本食材の名前が入り込んで日常に使われているのを聞くと、なんだかうれしい。
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