2012年03月03日

言い間違いのわけ

市民講座で大人に日本語を教えている。
そのクラスに「ジェシカ」という中国人の生徒さんがいる。
彼女は先学期もクラスに来ていたので、もう7回以上会っているというのに、先日、彼女の名前を呼ぶとき、間違えてしまった。

他の生徒達も

「え〜! 今さら、名前、間違えるなんて〜! 先生、大丈夫?」

みたいな雰囲気になって、ジェシカさんに大変失礼なことをしたと恥じたのだが、

(なんで、急に、ジェシカのことをレベッカって呼んじゃったんだろう?)

と考えてみると、20前にオーストラリアで小学生を教えている時に、ジェシカとレベッカという双子がいたことを思い出した。

どちらかの名前を呼ぼうとするときはいつも

(え〜と、こっちは、ジェシカだっけ、レベッカだっけ?)

と考えたものだ。
ふたりは、そっくりで、パサパサの金髪に白い肌、顔はそばかすだらけで、前歯はすきっ歯。
ニッと笑うとなんとも愛嬌があった。

そう、その20年前の記憶が、どうしたものか、日本語の授業中に、ふっと浮かんできたようなのだ。無意識のうちに、ジェシカさんをレベッカと呼んでいた。

日本語の勉強を始めてちょっと経った人たちでも、

「日本語で何て言うんだっけと考えていると、先に、昔ならったフランス語が浮かんでくる」

と言うのを聞いたことがあるが、それに近いことが起こったのだろう。

来週、ジェシカさんに事情(いい訳?)を話して、笑い話にしてもらおう・・・
posted by Hirorin at 06:38| Comment(2) | TrackBack(0) | 言語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
大人向けのクラス、順調ですか?
子供を教えるのとは使う題材とかも異なって
難しいでしょうね。

名前(特にスペル)はいつも苦労します。
漢字に匹敵する難しさ!ですよね。
Posted by 大阪のKeiko at 2012年03月21日 13:04
大人クラスは、子供とはまた違った面白さや難しさがあって新鮮です。先日も、「1ヶ月」の真ん中のケはなにか?と尋ねられてたじたじしました。彼女は、中国人なのでそういう質問がでたんですけど。

英語の名前のスペルが漢字に匹敵する難しさ!とはうまく言ったね。その通り!
Posted by hirorin at 2012年04月08日 11:06
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